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2008 年11 月18 日

ガラス作家 塚田美登里 Breath展

今日も、デイリーナビにお付き合い、ありがとうございました。

今週の「まるちっくnote」は、
ガラス作家 塚田美登里さんをピックアップしました。
塚田さん



岐阜県出身で、いまは金沢卯辰山工芸工房で専門員の塚田さん。
国際ガラス展in金沢2007で銀賞を受賞しています。
 
「ガラスは難しいところが魅力」と語ってくれた塚田さんの作品は、青、緑、黄色の3色がメイン。
大作から、皿や小箱など小さな作品まで、幅広く創作していて、
色の異なる長方形のガラスを組み合わせ、立体感を生み出したり、
打ち寄せる波のような柔らかさの中に、3色を巧みに組み合わせて、
深い海の中のような瑞々しい爽快さを表現したりと、型にはまらない、
自由でナチュラルな作風が特徴的です。
ガラス1




 「作品を作ることで、何かを語ったり、批判するのではなく、
見た人が、『気持ちいい』と感じ、物を大切にしたいと感じてもらえることが嬉しい。」
 そう飾らない言葉で語ってくれた塚田さん、そのナチュラルさが、
作品の透明感や優しい雰囲気に映し出されているのではないかと思います。
そして、個展のタイトル「Breath」=呼吸にも繋がるように、
塚田さんは作品作りをするとき、ガラスと対話をしていると話しています。
作品2



塚田さんは、大きな瞳で私をじっと見つめながら、一言一言、丁寧にお話してくれました。
ガラス作家として10年の節目を迎えた今年。
始めたころは、がむしゃらに創作していたけれど、
いまでは、自分のペースでじっくり取り組んでいると振り返り、今後の更なる創作に意欲も。
週末からの個展にでは、どんな空間が展開されるのか楽しみです!


「塚田美登里 ブレス展」は、今週末11月22日土曜日から来週29日土曜日まで
金沢市松寺町の木島病院すぐ横、G−WING‘Sギャラリーで開催です。

投稿者:まるちゃん
at 17 :47| 日記